作品詳細
仲村トオル主演で、横山秀夫の名作を映像化したドラマ第1弾。
横山秀夫の名を世に知らしめた第5回松本清張賞受賞作「陰の季節」を原作にし、仲村トオル主演で贈るドラマ第1弾。舞台は警察組織を陰で支える管理部門「警務部」。警察職員の人事・福利厚生・教育などを担当し、さらには警察職員が被疑者となった事件の捜査も行う。その警務部警務課の調査官・二渡が、警察組織の掟に背いた大物OBにルールを守らせるため奔走する。
赤間警視正(滝藤賢一)が新たな警務部長として県警に着任した。データ魔の赤間は警務課職員たちに早速あれこれとケチをつける。警務部警務課の調査官・二渡(仲村トオル)は赤間が異動するまでの辛抱だと同僚をフォローする。そんな県警に静かな大事件が勃発した。元刑事部長で建設業界の団体に天下った尾坂部(伊武雅刀)が期限を過ぎても辞めないと言い出したのだ。OBたちのポスト調整も警務部の重要な仕事。歯車がひとつ狂えば行き場を失う者も出てくる。警察組織の掟は守ってもらわねばならない。二渡は尾坂部を説得すべく調査を始める。