映画「舞台は廻る」

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作品詳細

「東京ブギウギ」の大ヒットで「ブギの女王」となった笠置シヅ子をフィーチャー。久生十蘭「月光の曲」を原作にした音楽メロドラマ。最愛の息子を夫が引き取り、逢うことも叶わない悲しみ。斎藤達雄がエゴイストの元夫の作曲家を演じ、三條美紀と若原雅夫の若いカップルが、笠置シヅ子と息子の再会に奔走する。戦前、「スウィングの女王」と呼ばれた笠置シヅ子のデビュー曲「ラッパと娘」ステージの再現シーンは貴重。この映画の主題歌として服部良一が書き下ろした新曲「ヘイヘイ・ブギー」、「恋の峠路」など音楽シーンもタップリ。

【あらすじ】
偏屈な作曲家・佐伯雅人(斎藤達雄)は、「スウィングの女王」と謳われる大人気の歌手・笠間夏子(笠置)とおしどり夫婦だったが、創作に行き詰まって酒と女に溺れて別居している。夫妻のかすがいだった一人息子・孝(有馬脩)は、佐伯が「自分で育てるから」と手放さずに鎌倉の屋敷で育てている。が、父親に厳しく躾けられて萎縮、頑なに心を閉ざしてしまった孝は、佐伯の方針で学校にも通わせて貰えない。ある日、有楽座ので夏子が「ラッパと娘」を歌っていると客席には、佐伯に内緒で劇場にやってきた孝の姿が…。

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(C)KADOKAWA 1948

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