作品詳細
古典怪談を中心とした怨念や情念渦巻く、名作怪奇譚をドラマ化した「日本名作怪談劇場」シリーズ第7話!
恋人を失い自害した女が次々と人を殺していく恐怖の怪談物語。
踊りの師匠・お美代は、恋人の樫山主水正と心中するも自分一人だけ死にきれず、吉原の女郎・玉菊として下げわたされた。しかし、客を取れない玉菊は、楼王の徳兵衛たちに折檻されながら地獄のような日々を送っていた。そんな中、主水正とそっくりな弟・源吾が玉菊の前に現れる。惹かれ合っていく二人。しかし、それを妬んだ奈良屋は、同心斉藤を使って源吾を御定法破りの科人へと仕立てあげる。玉菊はすぐに源吾の元へと駆けつけるが、目の前で雷に打たれ源吾は爆死する。その後、自害した玉菊は地獄の底から蘇り奈良屋たちへ復讐を始める・・・。