作品詳細
昭和の激動の時代を生きた女優山口淑子の波乱の人生を描く
昭和8年から終戦まで、日本人の山口淑子が、李香蘭の名前で満州、中国を代表するスターとなり、戦後に再び山口淑子に戻るまでの数奇な運命を綴る。西城秀樹は元外務大臣の息子で海軍士官の松岡謙一郎を演じる。
13歳の山口淑子は父・文雄の友人である李際春の養女となり、李香蘭と名付けられる。当時の山口家の周りには亡命ロシア人家族が何人かおり、香蘭は親友のリューバチカの父親の紹介で歌の勉強を始め、奉天放送局に出演するようになる。その後香蘭は北京の女学校に留学するのだが・・・。