作品詳細
“せつなくもどかしい”ラブ・ストーリーとして日本中の涙を誘った感動のシリーズの完結編!
ヒロイン彩を側で支えるさおり役で広末涼子が登場する
酒井法子、大沢たかお、竹野内豊共演で大ヒットした純愛ラブストーリーの完結編。愛する秀一(大沢たかお)の死によって、せつない別れをした彩(酒井法子)がいよいよ秀一の子供を出産──。母になった彩と子供との心温まる関係をタテ軸にして、回想形式で「星の金貨」「続・星の金貨」の愛の物語が甦る。
北海道の美幌別にある小さな診療所──。出産を2か月後に控えた彩(酒井法子)は、この思い出の診療所で老医師・浜野寿男(村上冬樹)を手伝い、看護助手として頑張っている。赤ちゃんの靴下を編む彩の薬指には、あのサファイアの指輪。寿男と孫娘のさおり(広末涼子)は、身内の初産を待つかのように、こまごまと心遣いをみせる。彩の唯一の心配は、生まれてくる子供の身体。だが、さおりは、“もし、自分と同じような障害があったら…”と思い悩む彩を、優しく諭した。そんなある日、突然、彩の陣痛が始まった。早産で、このままでは母体も危ない、と知り涙を浮かべるさおり。寿男は懸命に治療を行う。苦悶する彩は、助けを求めるかのように、あの焼け焦げた「星の金貨」の本を握りしめた。秀一、拓巳(竹野内豊)らのことが、走馬灯のように彩の脳裏を駆け巡った・・・。(単発)