<シネマ歌舞伎>『京鹿子娘二人道成寺』

作品詳細

タイトル

<シネマ歌舞伎>『京鹿子娘二人道成寺』

放送日時
本編尺

71分

製作国

日本

製作年

2006年

玉三郎と菊之助がいざなう美の迷宮
平成18年2月歌舞伎座で上演され、歌舞伎の女形舞踊の最高峰『娘道成寺』の歴史に新たな一ページを加えた名舞台。

二人の花子が時には一体となり、時には陰と陽のように、あるいは姉妹のように踊るという、従来の「二人道成寺」を一新させる玉三郎の演出で大きな話題となった。二人の花子が舞い踊るまばゆいばかりの華やかな世界に、シネマ歌舞伎ではさらに玉三郎が編集に参加し、映像ならではの工夫を加え、誰も見たことがない幻想美の世界を作り上げている。

紀州の道成寺で新しい釣鐘の供養が行われています。道成寺の釣鐘は、恋人安珍を追いかけ、恋しさのあまり大蛇と化した清姫によって焼き滅ばされていたのでした。そこへ白拍子花子(玉三郎・菊之助)が現れ、鐘を拝みたいと頼みます。舞を舞うことを条件に参列を許された花子は、さまざまに踊り始めます。しかし花子は実は清姫の怨霊で、安珍を匿い自分との仲を隔てた釣鐘に恨みを残しているのでした。やがて花子の形相が変わり...

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