一丁目物語 ゴッドマザーの二度目の青春#5

作品詳細

森光子主演でおくる大人の青春ドラマ

母校の講師を勤める一方でスナックバーを経営する女性に訪れる二度目の青春を描く。西城秀樹は第6話にゲスト出演している。

横浜、毛皮のコートにサングラスをかけた神秘的な女がスナック「れんが亭」に入っていく。彼女の名前は花井里子(森光子)、この店の経営者だが支配人をしている弟の一郎(西田敏行)以外その事は知らない。里子は、カクテルを飲みながらピアニストに「夜霧の中の恋人たち」という曲をリクエストした。まさか知るまいと思ったこの曲を若いピアニスト植草良彦(近藤正臣)はなんなく弾く。里子は驚きと共になつかしい植草修三(池部良)との恋を思い出す。この曲は映画監督の修三が、里子と恋愛中に作った映画の主題曲だった。里子は昼間、ミッションスクール「聖水女子短大」の古文の講師、校長の在原(上原謙)とはともに独身のさびしさを埋めあう仲だった。今日も二人そろって学校近くのカレーライス屋に昼食にいく。と、そこで昨夜のピアニスト良彦に会う。良彦は今夜もぜひ店にきてくれという。(全8話)

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