映画「ザクザク娘」

作品詳細

ブギの女王・笠置シヅ子が名コンビ服部良一と組んで贈る渡米みやげ。
笠置シヅ子と服部良一が1950年に4カ月半のアメリカ公演ツアーに出かけ、その帰国後に制作された作品。「ロスアンゼルスの買物」(作詞・村雨まさを)などのノヴェルティ・ソングを楽しめるほか、エノケンとの舞台で歌った「コペカチータ」(作詞・村雨まさを)を大人気コメディアン堺駿二との共演で披露している。そして、クライマックスでは、服部がアメリカで出会った新しいジャズのスタイル「ビバップ」を取り入れた新曲「オールマン・リバップ」(作詞・村雨まさを)を堪能することができる。

村ののど自慢大会ではいつも三つの鐘を鳴らす田村シズ子(笠置シヅ子)は、意を決して東京にやって来た。だが、就職したのは上野のストリップ劇場。雇ってやるというのをふり切って逃げだし、途方にくれていると、先刻の劇場へ自分の作曲を売り込みに来ていた三吉(堺駿二)に救われ、三吉の先生で流行作曲家・中川好夫(若原雅夫)の家の女中として住み込むこととなった。書生をしている三吉と意気投合し、歌にあけくれたが、朝から晩まで大口あいて歌っている女中には中川も閉口した。しかし、中川が昔からの恋人を捨て、レコード会社の社長の娘と婚約することを知ったシズ子と三吉は憤慨し、社長の娘と瓜二つの娘を探し出し、婚約披露パーティーをめちゃくちゃにして中川の家を追い出されてしまう…。

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