映画「この愛の物語」

作品詳細

スタントマンである男たちの果てしない夢と、その男たちの友情、不器用な愛を描いた痛快ラブストーリー。哀感溢れる男の生きざまを爽やかに、そして時にダイナミックに描く。

10年前。立花スタントマンクラブの社長、立花(中村雅俊)の妻・小夏(和由布子)は幸江(近藤花恵)を生むが、病院の窓から身を投げた。幸江の父親は立花ではなく、彼の親友でスタントマンチームを一緒に作った村雨(根津甚八)だった。スタントマンの夢を追い続け、自分を大事にしてくれない立花に小夏は不満を抱いていた。小夏の死後、村雨も立花の前から姿を消した。
それから10年。立花が男手ひとつで育てた幸江も小学生、難しい年頃になっていた。小夏の弟で暴走族から拾い上げた大介(近藤真彦)はスターとして育っていたが経営はうまくいかず、副社長の黒岩(三上寛)は金策に走り回る毎日だった。 そんな折、アクションを得意とする大道寺監督(原田芳雄)から日米合作・スタント映画への打診があった。

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