オリジナルドラマ「お母さんが一緒」#3

作品詳細

ホームドラマチャンネル開局25周年を記念して企画・製作された、ペヤンヌマキの同名舞台を原作としたオリジナルドラマ。親孝行のつもりで、とある温泉宿に母親を連れてきた三姉妹。「母親のような人生だけは送りたくない」という共通の感情を抱える三姉妹の悲喜こもごもがブラックユーモアたっぷりに描かれる。
監督・脚本は映画『ぐるりのこと。』や『恋人たち』など映画史に刻まれる人間ドラマを手掛けてきた橋口亮輔。本作でも三姉妹が互いに抱く感情の揺らぎを丁寧に映し出している。

キャストも今が旬の豪華俳優陣が勢揃い。妹たちにコンプレックスを抱く長女・弥生を演じるのは、数々の舞台や映画・ドラマで主演・助演を問わず活躍する江口のりこ、仕事も男性関係もルーズな次女・愛美を演じるのは、原作舞台でも同じく次女を演じた名バイプレーヤー・内田慈、そんな姉たちを冷ややかな目で見ている三女・清美を、今もっとも注目を集める人気女優の一人、古川琴音が演じる。そして、お笑いトリオ「ネルソンズ」の青山フォール勝ちが清美の彼氏・タカヒロを演じ、今作で俳優デビューを果たした。
劇中の音楽は数々の映画・CM・TV番組の音楽を手掛けてきた平井真美子が担当。ピアノの音色が登場人物たちの心の微妙な変化を軽快かつしなやかに表現している。

【あらすじ】
とある温泉宿の一室。そこにやって来たのは、親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三人姉妹。長女・弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美は優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を発揮できなかったと心の底で恨んでいる。そんな二人を冷めた目で観察する三女・清美。共通しているのは「母親みたいな人生を送りたくない」ということ。温泉宿の一室で爆発する三姉妹の母親への愚痴は徐々にエスカレートし、お互いをブラックユーモアたっぷりに罵倒する修羅場へと発展。そこに三女がサプライズで用意していた彼氏・タカヒロが現れ、物語は思わぬ方向へと転じていく。(全5話+アナザーストーリー)

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