作品詳細
古典怪談を中心とした怨念や情念渦巻く、名作怪奇譚をドラマ化した「日本名作怪談劇場」シリーズ第13話!
身投げした女が男たちへの復讐心を燃やす恐怖の怪談物語。
飛弾越えに挑む若き修行僧・宗朝は、とある村で滝の水が雷鳴と共に真っ赤に染まるのを見た。村人たちは、それが十三年前に若者達に手ごめにされ身投げした女の怨みだと恐れおののき、山に入ろうとする宗朝を制止。しかし、途中出会った薬売りが既に山に入っていることを知ると見逃すわけにもいかず、魔物が住むという天生峠へと足を踏み入れる。そんな中、山中の一軒家に辿り着いた宗朝は、息をのむような美しい女と出会うが、実はその女に触れると、皆動物に変わってしまうが・・・。