作品詳細
古典怪談を中心とした怨念や情念渦巻く、名作怪奇譚をドラマ化した「日本名作怪談劇場」シリーズ第1話!
父親の怨念が生霊となって復讐する恐怖の怪談物語。
粉雪が舞う冬の夜。按摩宗悦とその娘・志賀は、揉み療治を行うため旗本深見新左右門の屋敷へと訪れた。早速新左右門の肩を揉み始めた2人だったが、酔った新左右門は志賀を強姦。必死に止めに入った宗悦は、無惨にも新左右門の手によって惨殺されてしまう。その後、新左右門は三右衛門に死体の始末を命じるが、宗悦の怨念は生霊となって蘇り、新左衛門に取り憑くとそのまま死へと追いこんでいく。一方、何も知らない三右衛門は、つづらに入れた宗悦の死体を、累ヶ淵の澱んだ水の中に葬るが・・・。