■ 今回の役どころについて教えてください。
ワン・ジンリー(王晉禮)という、シャオシーを追いかける役を演じます。ジンリーはとてもストレートな性格ですが、いろんな女の子をコレクションするのが好きで、誤った恋愛観の持ち主。やがてシャオシーによって彼の恋愛観は変わっていきます。

■ 役名ジンリー(晉禮)の発音は、「敬礼」と似ていますが役柄との関連は?
「敬礼」は先生や上司へ敬意を表すポーズなので、本来は非常に礼儀正しいものです。ジンリーは、女性からすると一見どんな時でも紳士的に見えるけれど、実際は自分の恋愛観を見破られたくないという男。だからいつも外見だけ取り繕って、それを武器にたくさんの女の子を騙している、という裏の意味が含まれていると思います。

■ プライベートではどんな高校生活でしたか?
学校の部活やクラブ活動には興味がなかったです。でもロックやヘビメタはかっこよくて好きだったので、仲間を見つけてバンドを組んでいました。校内のバンドを引っ張り出して、外で演奏活動したこともあります。

■ 勉強はあまりしなかったほうですか?
ええ 。見たままじゃありませんか (笑)?高校時代はそんなにいい生徒ではなかったけど、18歳になってからデビューしたので、中学や高校生活は、まあ完璧だったと思います。音楽が好きなので、バンドの練習に長い時間を費やして、興味があることだけに没頭していました。もしこの業界に入っていなければ、僕の大学生活はジンリーとそう変わらなかったんじゃないかな。すごく充実していたと思います。好きなことをやったり、たまには女の子をナンパしたり(笑)。

■ 大変だったシーンは?
殴り合うシーンかな。その日は寒波が来ていたので、気温7、8度ぐらいで超寒かった。殴り合ううちに熱くなって上着を脱ぐと、また突然体が冷えて寒かったことを覚えています。実は、本当に殴る演技の時、相手役の方から「気にするな。本気で殴っていいから。むしろリアルに見えるなら、かすり傷ぐらいどうってことない」と言われました。。共演者が自分に全てをゆだねてくれたことが、自分にとっては一番価値あることです。

■ プリンスさん、ジョアンヌさんの二人と共演し得られたことは?
共演できると思ってもいなかったので、とても嬉しいです。経験豊富な二人から学んだのは、ドラマで大切なのはその過程だということ。例えば何か物を拾う際、普通はゆっくり眺めたりしませんが、ドラマではアップで数秒、それから拾ったり触ったりします。実生活では意識しない細部まで、どうすれば画面で表現できるのか、時々二人の演じるシーンを見て視線を送り方などを学びました。

■ 視聴者の方へのメッセージをお願いします
日本のファンの皆さんとはしばらくお会いしていないので、今回別の形でお会いできることになって嬉しいです。『アテンションLOVE』はとても良質のドラマです。ヤクザの親分みたいなパパ、ポーカーフェイスのリージェン、女の子と遊ぶのが好きなジンリーなど、かわいくて人好きのするキャラクターがたくさん登場します。予告編は笑えるシーンが多いですが、実は喜怒哀楽にあふれていて、感動するシーンもいっぱいあります。このドラマを見た皆さんが、自分の生活や未来に対してポジティブな影響を受けたり、希望を抱いていただければと思います。


【放送作品情報】
『アテンションLOVE』(全30話) [日本初放送][未DVD化][日本語字幕版][HD]


台湾を代表するイケメン俳優・王子ことプリンス・チウ×ライリー(元SpeXial)共演の胸キュン青春ラブコメディ!

★放送日:10/5日(木)スタート! 毎週(木)深1:15~深2:15

《ライリー(王以綸) プロフィール》
1996年3月18日、台湾生まれ。
10歳の時カナダに移住。2015年、日本人の風田らと共に人気アイドル
グループSpeXialの三期メンバーとしてデビュー。主に英語と中国語の
ラップを担当するほか、歌詞執筆に携わる。2年連続hitoミュージック
アワードの超人気グループ賞を受賞する他、多くの賞を受賞。
「Sayonara feat.SpeXial」では浜崎あゆみとコラボし、a-nationにも出場。
2016年よりエンタメニュースを紹介するテレビ番組「完全娯楽」のMCを
務めるなど、ソロとしても活躍の場を広げている。
2017年8月、SpeXial脱退を発表。