●茨城出身のチェリーボーイ・今田は強烈なオタキャラ。どんな役作りをしましたか?
毎回役の履歴書を書いて、家族構成や友達、血液型などを細かく考えていくうちに、何となく芝居を作って行きます。でも今回は、秋葉原の『ドン・キホーテ』前に5、6時間張り込んで、とことん人間観察しました。オタクの人の動き、袋の持ち方、ファッションや走り方を徹底研究しました。それでも、監督に”もっともっと気持ち悪く!”と言われ、何テイクも重ね、変顔の連続で筋肉痛になったりしていました(笑)。今では、今田は僕の心の一番大きな引き出しの中にいるので、ヘタレな役を演じると時は、自分の中にいる今田を鎮めるのが大変です。
しかし、公共の電波であんなに下ネタを連発する機会もないので、今では恥ずかしいものは何もなくなりました (笑)
● ドラマでは、モテるための”LOVE理論”が登場します。特に印象に残っているのは?
水野敬也さんの原作は、恋愛だけじゃなく、対人関係においても応用できる理論ばかりです。「LOVE理論」を通して、人として成長することも狙いの1つでもあります。一見ぶっ飛んでいるドラマのように見えますが、実はものすごく現実的なんですよね。中でも、ナンパの時に使う”キャッチ&リリース理論(一度手放してから再会すると女性の好意が高まる)”は“なるほど!”と思いましたし、”うわっつらKINDNESS(レディーファースト)”も使えるなと思いましたが、実は僕、“うわっつら~”の9割は昔からやっていたんですよ、だからたぶんモテてきたんだろうなって(笑)。地でやっちゃってたな”LOVE理論”みたいな(笑)
●”LOVE理論”を説く恋愛体育教師・水野愛也を演じる片岡愛之助さん。「この人やっぱりモテるわ~」と感じた瞬間はありましたか?
「愛之助さんはとにかく素敵でした。愛之助さんも僕も、寝る間がないくらいハードスケジュールで撮影していましたが、愛之助さんはいつもニコニコしていて穏やか。そしてとにかく優しい!
自分も大変なはずなのに、”体は大丈夫?しんどくない?”と気づかって頂いて…。
正直、”抱かれたい!”と思いました(笑)。
役者として一番大切なことを、
背中で教えて頂きました。
●今田は、無理めな美人・怜子(清野菜名)を落とすために全力で奔走します。
大野さん自身は、恋愛に果敢に挑むタイプですか?
もう何年も経験がないので忘れてしまいましたが(笑)、僕は、
人気がある子に対しては“どうせ無理でしょ?”と思っちゃう
タイプです。面倒臭いし、チャレンジして神経をすり減らす
強さが僕にはないです。学生時代も人気がある子は
無理でしたね。逆に告白されても一歩下がってしまうので…。
難しいんです、僕(笑)。でも、今は何より、仕事が一番なので!
●最後にドラマの見どころを!
ただのコメディとしても楽しめますし、男子の期待通りに
エロや風俗情報がインサートされるので、そちらもぜひ
期待して頂きたいです。男子はいろいろ学べますよ。
数々の恋愛指南本を読破してきた水野さんだからこそわかる、
厳選された理論が詰め込まれているので、
どんな恋愛本よりも一番勉強になると思います。
【放送作品情報】
「LOVE理論」(全12回)[CS初放送][HD]
大野拓朗×片岡愛之助共演で贈る恋愛ハウツー・
コメディドラマ! 究極のモテテクニックを伝授された
童貞男子の奮闘をコミカルに描いた話題作!
★放送日:12/14(水)スタート!
毎週(水)深0:15~1:15 他
© 松竹ブロードキャスティング株式会社