●「アニキに恋して」が日本で放送されることが決まりましたがどう思われますか?
もちろんとてもうれしいです。出演作品が日本で放送されるのは久しぶりですし、今までとは全く異なる役柄を皆さんにお見せできるのも私にとっては非常に光栄なことです。今回は新しいメーガン・ライを皆さんにお目せしますよ。「アニキに恋して」では最終回や妄想シーンを除き、ほとんど男性を演じました。私の女優人生の大きな挑戦と言えます。これまで私の出演作品をご覧になったことのある皆さんが私だと気付かなかったら大成功ですね。
●バロン・チェンさんと共演してみていかがでしたか?
バロンとは2度目の共演でした。5、6年前の初共演の時は、2人とも初対面で演技もぎこちなかったですね。この5年、私は台湾でドラマや舞台の仕事をし、彼は大陸で活躍していました。以前は2人ともひよっこでしたが、今回ドラマで再共演し、お互い難しい役を演じ切ることができました。アイドルドラマによくあるギャグや展開も、2人が起こす化学反応で独自のシーンとなり、だからこそ、この奇妙な2人の男性は多くの視聴者を引き付ける魅力を持ちえたんだと思います。
●Biiさんと共演してみていかがでしたか?
実は私たち、姉弟が演じられるのではないかというくらい似てるんです。髪型の他にも表情とか眉のあたりが特に似てます。まだ作品はないけれど2人でユニットも組んでしまいました。ヤーヌオとチンヤンは演技ではあまり絡みはありませんが、一緒にいるだけで息がぴったりなのが分かるんです。現場でも2人でふざけあったりして面白かったです。
●撮影で大変だったこと、苦労したことはありますか?
どのシーンも大変でしたが、ズーフォンを助けてケンカをするシーンでは前日に武術のトレーニングを受けました。私もバロンも武術が得意なわけじゃないし、私はバロンほどできないので、ケンカのシーン一つ撮るのに毎回3日くらいかかりました。難しくてとても無理!と思いましたが、どのシーンも見応えあるものにしたいと思って取り組みました。男性より大変だったのは、女性なので拳が小さく、それを力強く見せること。強く見せるために壁を打つ練習に励みました。練習を重ねるごとに拳は厚くなりましたが、手は傷だらけで、当時は手のお手入れやマニキュアはお休みするしかありませんでした。
●お気に入りのシーンを教えてください。
とにかくイケメンが多いドラマです。でもタイプはいくつかに分かれています。リャオ・グァンチャオのような子供っぽい男性から私の父のような年代のイケメンまで。どの男性も皆違うので、このドラマでは好きなタイプの男性が必ず見つかると思います。こんなに見栄えの良い俳優が多いドラマを私は他に知りません。出演した全ての俳優とそのシーン全てがお気に入りです。
●今回、男性役を演じ、女性から沢山の支持得たと聞きましたが、どんな反響がありましたか?
一番大きかった反響は「国民の夫」的なものでした。劇中で私が女性に接する様子を見て「結婚したい」と思ってくれたようです。彼氏ではなく夫ですよ!あと面白かったのは、私が普通に女性を演じた時は「演技が上手」などと声をかけられましたが、男性を演じてからは黄色い叫び声をかけられる様になりました。
●メーガンさん自身では、ドラマに出てくる4人の男子「ピー・ヤーヌオ」
「ドゥー・ズーフォン」「ウェイ・チンヤン」「チュー・ジャールイ」の
中でタイプの男性はいますか?
もちろんピー・ヤーヌオです。理由は女性の私が演じているからです。
男性にはかっこよさや優しさ、強さなどがありますが、女性らしい
優しさを持った男性はいない気がします。なぜなら、どんなに優しい
男性でも女性を理解することはできないからです。
でもヤーヌオには理解できます。イケメンで愛嬌もあり、
時にはそばで悩みを聞いてくれる、そんな男性を夫か彼氏に選ぶとしたら、
ヤーヌオが百点満点ですね。
●日本のファンにメッセージをお願いします。
何はともあれ、まずは「アニキに恋して」をぜひご覧ください。
ドラマを見たら私に恋しちゃうかも(笑)。
たくさんの方に見ていただけますように。
早く皆さんとお会いできる機会があるといいな。
【放送作品情報】
「アニキに恋して」(全30話)【原題】愛上哥們
[日本初放送][未DVD化][日本語字幕版][HD]
台湾で初回放送から最終話まで常時視聴率No.1を
記録し続けたメガヒットドラマ!
メーガン・ライ ×
バロン・チェン主演で贈る純愛ストーリー!
★放送日:
9/27(火)スタート!毎週(火)深1:15~2:15 他
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