一週間の疲れをいやすため、毎週金曜に晩御飯を持ち寄る“ハナキン持ち寄りごはん会”を開くのはミナト広告会社の男子寮に入居している4人。そんな彼らのお仕事ぶりとホカホカ湯気に包まれる料理を描いているのが、ドラマ「広告会社、男子寮のおかずくん」。そこで、この広告会社に勤めるおかずくんこと西尾和を演じる黒羽麻璃央と東良啓介役の崎山つばさに直撃インタビュー。
「広告会社、男子寮のおかずくん」、ひと言でいうと、どんなドラマといえますか?
黒羽「胃袋ほっこり系ドラマ」
崎山「リラクゼーションドラマとも言えるかな」
黒羽「まぁ、言いたいことは同じだね(笑)」
では、お2人が演じるキャラクターを紹介してください。
黒羽「僕が演じるおかずくんは、すごく一生懸命な男の子。自分の夢に向かってひたむきに努力を続けて。ライバルに負けたくないって思うおかずくんは、すごくステキだなって思うんです。最初のころ“営業で負けたくない”って東良のことをライバル視しているんですけど、スゴイなぁって。僕は内には秘めても、闘争心を表に出すタイプではないので。こいつにだけは負けたくないってはっきり言えるのは、カッコイイですよね」
崎山「そんなおかずくんに東良は助けられるんです。東良は説明会のときは、まだ自分のやりたいことが見つかってなくて。でも、おかずくんの“人を幸せにする広告を作りたい”っていう言葉に刺激を受けて、広告会社に興味を持つんです。東良にとって、おかずくんは自分を変えてくれた人。それからは彼のまっすぐさに助けられることが多いですね」
劇中では料理のシーンもありますね。
黒羽「僕は普段、料理をしないので、難しくもあり、楽しくもありって感じでした。でも実際に作って、おいしいって言ってもらえるうれしさは格別だったかもしれません。ほっとするメンバーと一緒に食べるご飯は、それだけでもおいしいと感じさせるシーンだと思います」
崎山「ご飯で仲間を元気づけたりとかね。あとは夏バテを回復させるための豚料理とか」
黒羽「僕、それを聞いてから豚肉ばかり食べてた。週4ぐらいで」
崎山「効果あった?」
黒羽「どうかな(笑)。でも、そう思って食べるだけでも違うと思って。体にいいものって言い聞かせて食べるだけでも効果はあるんじゃないかな」
崎山「僕が料理のレパートリーが増えました。実際にドラマで作った料理を家で作ってみたり。薬味を5つかけることで、こんなおいしい料理が出来るとは思いませんでした」
黒羽「東良は汁物担当だけど、スープが作れる人ってスゴイよね」
崎山「えっ!? トマトと生姜と卵のスープとかって簡単だよ」
黒羽「でもさ、スープって一人暮らしとかだと面倒くさいじゃん。ご飯を食べたいって思ったら、丼物かご飯に合うおかずを作るぐらいで成立しちゃうから。一人のときスープをわざわざ作るのってスゴイと思う」
黒羽さんは料理はまったくしないんですか?
黒羽「昔はちょっと作っていましたけど、最近はしないですね。そうめんをゆでるぐらい(笑)」
崎山「でも、包丁は3本あるんだよね。調味料もいっぱいあるし」
黒羽「何に使うんだって話しだよね(笑)」
崎山さんの手料理を食べたことはあるんですか?
黒羽「ミュージカル『刀剣乱舞』の稽古のとき、つばさくんが鶏ハムを持ってきた時期があって。鶏を絞めるところからやるんだっけ?」
崎山「いや、育てるところから…」
では最後にドラマ「広告会社、男子寮のおかずくん」をご覧になる方たちにメッセージをお願いします。
崎山「同僚って関係性の4人なんですけど、とてもいい空気感が味わえる作品だと思います。友だちとか家族とか、そういう人たちと一緒にご飯を食べるきっかけになってくれたらいいなって。そして劇場版も公開中ですので、ぜひドラマ、映画ともよろしくお願いいたします」
黒羽「1人で食べるよりも、気の許せる仲間と食べるご飯はおいしいって僕自身も演じながら痛感しました。僕らの食事シーンを見ながら、同じものを食べていただけたら一緒に食べている感覚にもなれる作品なので、ぜひ見てください。そして劇場版はおかずくんが持っている夢について語るシーンもあります。ひたむきに、おいしいご飯を食べながら夢に向かってがんばる姿が見る方たちの活力になれたら、とてもうれしいですね!」
ちなみに黒羽さんにとって気の許せる相手は?
黒羽「つばさくん。もうゆるゆるの相手です」
崎山「僕は麻璃央くんがいなかったら、生きていけません」
黒羽「マジで?」
崎山「それはどうかな(笑)」
【放送作品情報】
「広告会社、男子寮のおかずくん」 (全10話)
黒羽麻璃央×崎山つばさ×小林且弥×大山真志共演!
大人気料理男子コミックを原作にしたお仕事&クッキングドラマ!
★放送日:7/25(木)スタート!
毎週(木)深0:15~1:15 (2話連続) 他
☆再放送:8/1(木)よりスタート!※予定
毎週(木)後0:15~1:15 (2話連続)
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