●『帰ってきたファン・グムボク(原題)』が4月より日本で放送開始されますね。
『帰ってきたファン・グムボク(原題)』は、韓国でも高視聴率で、たくさん愛された作品なので、日本での放送も話題になると思います。
放送されると聞いて本当に嬉しいですし、さらにいいニュースが聞けることを期待しています。
●今作に出演を決めた理由は?
まず、台本がとても気に入りました。最初に10話分くらいの台本をいただいたのですが、役柄が本当に良くて、二つ返事で引き受けました。他の出演俳優の方々も、私が普段から好きな役者さんたちばかりだったんですよ。先輩俳優の皆さんも、演技が上手で素敵な方々ばかりで本当に楽しく撮影をしました。
●ジヌさんが演じられたソ・イヌはどんな人物ですか?
ソ・イヌは、1人の女性だけを想い純粋に愛し続けているという役柄です。不正を見逃すことのできないカッコよく正義感の強い検事で、心も温かい人物ですね。簡単に言ったらイケメン検事かな。私はイケメンではないですが…(笑)
●役柄を演じるにあたり準備されたことは?
私は今まで検事役を演じたことがなかったので、検事らしい少し堅い口調や、熱血漢だけど、大らかで素朴な人物はどのような話し方をするのかなどたくさんのことを研究しました。そして、キャラクターを作り上げようと色々努力したのですが、結果的には検事としての姿よりも、愛する1人の女性のためにさまざまなことを成し遂げようと努力する人間的な姿が多く映し出されていたのではないかなと思います。
●ジヌさんが演じたソ・イヌはファン・グムボクだけを愛する純粋なキャラクターでしたが、ご本人の恋愛スタイルとの共通点&相違点は?
私は、恋愛経験は豊富ではないですが、お付き合いを始めると長い期間交際するタイプなんです。さすがに10年付き合ったことはないのですが…(笑)長期間、1人の女性を愛するという点は共通していると思います。純粋な愛を持ち続けるということは、ソ・イヌと似ていますが、彼の場合は生涯1人の女性だけを想い続けているじゃないですか。
それは、ちょっと難しいですよね(笑)
でも、結婚することを考えると、生涯愛し続けられる女性を探さなければいけないのですが、まだ出逢えていませんね…。私は国際結婚も可能なので…。日本にいる未来のお嫁さん、私はここで待っています!
マッテマス?(日本語で)
●劇中と同様に相手が他の男性を想っていても愛し続けられますか?
グムボクとイヌは、幼い頃から家族ぐるみの付き合いをしていてとても親密で、お互いのことを深く知っている間柄なんです。なので、グムボクとイヌのような関係性であれば、現実でも一途に想い続けることは可能だと思いますね。なぜかと言うと、グムボクを女性として愛するだけではなく、彼女のことを家族のように想い、理解できるからこそ、さらに愛するようになるんですよ。
そういったことを踏まえると、愛し続けられることは可能だと思いますね。
●では、一番記憶に残っているシーンは、今お話しされたシーンですか?
はい。そのシーンですね。それから、何よりも個人的に記憶に残っているシーンがあるんです。今作のハイライト映像の中で、インターネット上での再生回数が一番多かったのが、イヌが検事として登場する一番最初のシーンなんですよ。上半身裸なのですが、125話の中のこの2~3分だけのために、3ヶ月もの間、鶏の胸肉だけを食べて身体を作り上げたんです。個人的に、本当に大変な思いをしながら準備をしたので…。でも、結果的に再生回数が一番多く、
放送時は視聴率も良かったらしいです。なので、そのシーンと
グムボクとの再会シーンが記憶に残っていますね。
●視聴者の方へメッセージをお願いします
『帰ってきたファン・グムボク(原題)』は、
すべての出演者が主演だと言える、スペクタクルなドラマです。
私だけではなく、すべての俳優さんに興味を持ってご覧いただくと、
そのキャラクターの魅力が分かり、
ストーリーにより深く入り込めると思います。
たくさん応援してくださいね!
【放送作品情報】
「帰ってきたファン・グムボク(原題)(全125話)」
[日本初放送][ノーカット版]
[未DVD化][日本語字幕版][HD]
4/26(火) スタート!
毎週(月)~(金)
後11:30~深0:15 他
Profile
’83年7月17日生まれ。
舞台・ミュージカルで活躍する中、
ドラマ「イニョン王妃の男」(’12年)や
「僕には愛しすぎる彼女」('14年)にも
出演するなど注目の人気俳優。
© 松竹ブロードキャスティング株式会社